takanaoの作業ログ

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netbsd on Raspberry Pi 2 日記(1)

Raspberry Pi 2 買いました

raspberry piにはあんまり興味なかったんだけど、新しいsyslogサーバが欲しかったのと、netbsd動くらしいという話を聞いて買ってみた。

2個目を買った時に忘れないように、インストール日記をつけることにする。

参考にしたもの

用意した機材

  • Raspberry Pi 2
  • 電源:ankerの10A充電器と、micro USBケーブル
  • 純正ケース
  • HDMIケーブル
  • USBキーボード
  • microSD (transcendのもの)
  • 作業用マシン: macbook pro + sdリーダー

SDカード用のイメージの準備

Raspberry Pi 2には内蔵ストレージはなくて、micro SDスロットに、OSなどのイメージを書いたmicro SDを刺して、そこからブートする。

ということで、netbsdのイメージを、micro SDに書き込む必要がある。

使うイメージだけど、Raspberry Pi 2 サポートは、netbsd 7.0からみたいなので、7.0リリースのイメージを取得する。RPI2だと、 NetBSD-7.0/evbarm-earmv7hf/binary/gzimg/armv7.img.gz とかを持ってくる。

例えば、

# wget ftp://ftp2.jp.netbsd.org/pub/NetBSD/NetBSD-7.0/evbarm-earmv7hf/binary/gzimg/armv7.img.gz

みたいな感じ

展開

持ってきたイメージは、圧縮されているので、

# gunzip armv7.img.gz

で展開する。展開すると1.1GBくらいになった

ブートできるSDを作る

SDカードの初期化

raspberrypi.orgの公式イメージの一つであろうNOOBSの作り方、NOOBS-setupによると、SDカードはSD-AssociationのSD Formatterで初期化しろとある。SD FormatterはSD-Associationからダウンロードできるので、言われた通り、SD Formatterを使って、SDカードを初期化する。

イメージの書き込み

初期化後は、イメージを書き込むが、その前にmicro SDのデバイス名を確認。この例だと、disk1がmicro SDカード

$ sudo diskutil list
/dev/disk0 (internal, physical):
   #:                       TYPE NAME                    SIZE       IDENTIFIER
   0:      GUID_partition_scheme                        *500.1 GB   disk0
   1:                        EFI EFI                     209.7 MB   disk0s1
   2:                  Apple_HFS Macintosh HD            499.2 GB   disk0s2
   3:                 Apple_Boot Recovery HD             650.0 MB   disk0s3
/dev/disk1 (external, physical):
   #:                       TYPE NAME                    SIZE       IDENTIFIER
   0:     FDisk_partition_scheme                        *15.9 GB    disk1
   1:             Windows_FAT_32 NO NAME                 15.9 GB    disk1s1

次に、micro SDのdiskを一旦unmount

sudo diskutil unmountdisk /dev/disk1

で、イメージ書き込み。確認したsdカードのデバイス名に書き込む

sudo dd bs=1m if=armv7.img of=/dev/rdisk1

しばらく待つとイメージが入ったmicrosdができる。出来上がったらmicro SDカードを、Finderからアンマウントして終わり。